ショボイ経営コンサルタント「遠くの親父」

人生が順風満帆だった僕が、地獄の1丁目も味わった経験を、みんなにしてほしくないから!みんなに転ばぬ先の杖を授ける。

図書券はなぜ儲かるのか?カラクリを知れば商売に使えるかも知れない

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運転資金を確保していく、売り上げを増やしていくって言うのは簡単には難しいことです。
一般的な売り上げを増やしていくには、人員を増やしたり、件数を増やしたり、する事ですよね。

でも人員を増やす、件数を増やすには、逆にリスクも高くなってしまいます。
件数をそれだけ増やすって事は、機会数も増えるわけです。

 

そうではなくて、何か他に増やす方法は無いものでしょうか?

 

人の欠点がヒントになる
人間の行動心理を観察すればヒントになる
店のチケットを見直すキッカケになる。

 

 

図書協会は500円で売って


図書協会は、500円で買い取ってくれるんです。
500円で売ったモノを、500円で買い取ってくれたら、一銭も儲けがないですよね。
どこに、儲けがあるのかわかります。

 

具体的に言うと、

 

図書協会が500円で、本屋さんに売って
本屋さんが、Aさんと言うお客さんに500円で売る
Aさんは、Bさんに入学のお祝いとして、上げる
Bさんは、本屋さんで500円の券として使い、本を買う
本屋さんは、図書協会にもっていき、500円のお金に換金する

 

本屋さんは、本の売り上げって事で儲けが発生をしていますが
図書協会は500円で売って、500円で買い取ってますから、どこにも儲けがないでしょう?


あなたのタンスの中、財布の中で止まっているからですよ

500円の券が、今日世の中に出ていき、今日の夜に戻ってくれば確かに、どこに儲けにはなっていません。

 

儲けと言うより

 

流通が止まることによって起こることであったり、差が出来る事によって運転資金的に使えるわけです。

 

あなたのタンスの中や、財布の中に図書券はありませんか?
図書券をもらったのに、使わずに無くしてしまった事はありませんか?

出て行った、図書券と、流れが止まってしまった、差額が、運転資金として使えるわけです。


その費用を、預金や、投資に使えば、金利と言う儲けも出てきますしね。

 

1000円の金券より、10000円の金券のほうが、金額的はお得になってるでしょう?

 

言い方が悪いですが、使いきる確率や、無くしてしまう、確率の方が高いわけですよ。
だから、運用資金が増えるわけですからね。

 

この方法は、本当に上手く考えた方法だと感心しました。

 

人間の本質の心理を突いているって感じですね。


私も、昔高速券の高額を買って無くしてしまった事もあります。

その無くした金額が、儲けや運用資金になっているんですね。

 


まとめ

この話は商売に使えると思って今回書かせてもらいました。

 

商売も人の行動心理や、癖を考えて、立地や価格設定、事業スタイルを確立していくわけですが革新的な方法はなかなか見つからないかもしれませんが、人の行動や、自分の欠点に意外と商売のネタが隠れているかもしれませんね。

 

そうそう、

 

昔、下着メーカーのページに、購入ボタンの横に「おねだり」ってボタンが
あったそうです。
そのボタンを押すと、おねだりする相手に、メールが届き「買って💛」となるようです。
男の下心を上手くとらえた方法ですね。

 

読んだ後にやるべき事は

  • 自分の行動の欠点を観察してみる
  • 友達の行動の欠点を観察してみる
  • 自分の店にもチケットなどを導入してみる